フォリックスの処方解説【ミノキシジル高濃度だけじゃないその理由】

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ケビン
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フォリックスって海外製品で個人輸入でしか購入できないんだよね。

でも、効果があるって聞くし使ってみたいけど、やっぱりミノキシジル高濃度って副作用が心配だな。

発毛剤として人気のフォリックス。

私も個人輸入には不安があり、あまりおすすめできないなと思っていました。

また、ミノキシジルを高濃度配合しても劇的に効果が変わるわけでもないし・・・とも。

でも、処方をみたら効果があると言われていることが納得のいく処方だったので、このサイトでも解説することにしました。

フォリックスシリーズの処方解説

シリーズ一覧

・FR16(ミノキシジル16%)

・FR15(ミノキシジル15%)

・FR12(ミノキシジル12%)

・FR10(ミノキシジル10%)

・FR7(ミノキシジル7%)

・FR15(ミノキシジル5%)

とこのようにミノキシジルの濃度順になっているので、ミノキシジル高濃度配合!に注目されがちだったのですが、処方と使われている技術が非常によかったので、FR16を参考に化粧品会社で働く研究員が解説をしていきます。

FR16の配合成分

配合成分

・ミノキシジル16%

・フィナステリド

・アデノシン

・トリペプチドー1銅

・プロキャピル

✔ ミノキシジル16%

ミノキシジルの配合量の多さは、発毛にそれほど大きな差は出ないと考えられます。

ミノキシジル5%でも長く使い続ければ、DHT(ジヒドロテストステロン)でダメージを受けた細胞が修復され、ヘアサイクルが整った毛包から毎月髪が生えてくることになります。

ミノキシジルの配合量が増えたからといって。ひと月に増える髪の量が爆発的に増えることは考えにくいので、長く使い続けて毎月髪を増やしていってください。

また、ミノキシジルの配合量が多いとそれだけ副作用が強く出る可能性があります。

その点には注意が必要になってきます。

✔ フィナステリド

フィナステリドは5αリアクターゼⅡ型を抑制し、DHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制します。

これで、DHT(ジヒドロテストステロン)の毛包への攻撃を抑えることができます。

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また、経皮吸収の方が体に負担がかかりにくいというメリットがあります。

身近なものでいえば、湿布薬。

ロキソニンなどは、飲み薬もあるし、経皮吸収タイプの湿布薬もあります。

当然、作用は同じなのですが、経皮吸収できるものであれば、体が薬を代謝する負担を軽減することができますし、体全体へ薬の成分が行き渡る量が少ないので必要のないところに薬を効かせることによる副作用が少なくなります。

デュタステリドは5αリダクターゼのⅠ・Ⅱ型を抑制し、フィナステリドは5α‐リダクターゼⅡ型を抑える作用があるので、「デュタステリドの方が効果が高いんじゃないの。」と思っている人もいますが、頭皮に多く存在するのは5α‐リダクターゼⅡ型

ですから、デュタステリドの方が効果はあるのですがフィナステリドが適応する人が多いので、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」でもフィナステリドが第一選択薬となっています。

ケビン
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フィナステリドで効果が出るのであれば、副作用の強いデュタステリドをあえて使う理由はないよね。

フィナステリドとデュタステリドの副作用の違い

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✔ アデノシン

アデノシンは資生堂で使用されている育毛成分でもあり、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」でも推奨度Bの育毛成分になります。

このサイトでも、ミノキシジル製剤と育毛剤の併用は有効であると話をしています。

薄毛の原因は様々あり、多角的なアプローチをする程、髪は生えやすくなりますし、髪を育てる力を発揮することができます。

特にミノキシジルと比較すると、育毛剤の成分には「髪を育てる力」が強いことが特徴。

「ミノキシジルでは産毛しか生えなった」という声もよく聞くので、この産毛を育てる力は育毛成分に期待することができます。

✔ トリペプチドー1銅

育毛成分でもあまりきかない成分なのですが、日本でも化粧品成分として使用可能な成分です。

作用は炎症を抑える・繊維芽細胞活性になります。

最近の研究では育毛作用があるとの研究結果もあるようです。

参考資料:モンゴ流

✔ プロキャピル

プロキャピルは女性用育毛剤に配合されていることが多い育毛成分です。

海外の原料なので、日本の育毛剤に配合されていることが少なかった成分なのですが、最近では日本製の育毛剤にも配合されてきている成分になります。

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プロキャピルは単体より他の育毛剤分との組み合わせで使用されていることが多いので、ミノキシジルと相性が良ければより高い育毛作用が期待できます。

ケビン
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配合成分だけでも日本製とは違うな。

これだけでも発毛効果が期待できそう。

フォリックスに採用されている技術

フォリックスにはリポスフィアテクノロジーという技術が使われています。

出典:オオサカ堂

これは有効成分を、疎水性と親水性の成分で膜を作り覆う技術です。

これがなぜ有効かというと、頭皮には角層が存在しこの角層を通り、毛包細胞まで届かせるためには、角層の間にあるスフィンゴ脂質という脂質に満たされた部分を通り抜けなけらばなりません。

有効成分が角層を通り、毛包までたどりつかせるために有効な手段が、このリポスフィアテクノロジーになります。

この技術、日本ではリポソーム技術としてすでに美白剤に使用されています。

参考資料:美容経済新聞

私も育毛剤にもこういった技術を使った原料ができればいいのに(怒)と思っていたのすが、もうFR16に使われているのであれば、これ使った方がいいよね、という気持ちになったのです。

有効成分を毛包まで届かせるために有効性が高く、理論的な技術でもあるので、発毛効果は期待できますよ。

(美白剤で証明されている技術ですからね。)

✔ 炎症の原因であるプロピレングリコール(PG)を未配合

日本製のミノキシジルは、頭皮に赤みがでたり、炎症を起こしたりする症状がみられました。

この原因はミノキシジルではなく。このプロピレングリコールだと言われています。

FR16はプロピレングリコールのかわりに1,3-プロパンジオールを使用しています。

出典:化粧品成分オンライン

皮膚への刺激がほとんどないとの報告があるので、使用ときの違和感はかなり軽減されることになります。

フォリックスはミノキシジル高配合だから効果がある!という声は聞くのですが、配合成分の組み合わせ、原料に使用されている技術、プロピレングリコール(PG)を未配合など、細部に渡って設計されています。

日本で作ったら何年かかるのか、いや、化粧品の成分は配合できないので、承認をとることはまず難しいですね。

フォリックスシリーズ一覧表

フォリックスにはミノキシジルの配合濃度によってシリーズ化されています。

ミノキシジル濃度の他に配合成分も少しづつ異なるので、一覧表にまとめました。

FR16FR15FR12FR10FR7FR5
ミノキシジル配合濃度16%15%12%10%7%5%
剤形クリームローションローションローションローションローション
フィナステリド××××
アデノシン
プロキャピル×
リポスフィアテクノロジー搭載
1,3-プロパンジオール使用
容量60ml60ml60ml60ml60ml60ml
参考価格4,612円~4,940円~5,180円~4,880円~4,480円~4,075円~

フォリックスシリーズでおすすめなのはFR16とFR12。

理由はフィナステリド配合なので、フィナステリドの内服薬が必要ない点です。

ミノキシジルにも5α-リダクターゼ阻害作用はあるので、飲み薬としてのフィナステリドは必要ないと思います。

デメリットとしては、ミノキシジルの配合濃度が高いので副作用が心配な点と、FR16はクリーム剤なので使い勝手が悪いところになります。

FR12についてはプロキャピルが配合されていないところですが、フィナステリドとミノキシジルは併用して使う方が発毛効果があがるので、フィナステリド配合を重視しました。

FR15・FR10・FR7・FR5についてはミノキシジルの配合量の差のみになります。

※他の発毛成分は補助的な役割だと思います。

副作用の心配もあるので、初めて使用される人は、FR7・FR5から始めて、問題がないようだったらミノキシジルの濃度をあげて使用することをおすすめします。

FR16(参考価格:4,612円~)

FR15+フィナステリド(参考価格:6,811円~)

FR12(参考価格:5,180円~)

FR10+フィナステリド(参考価格:6,754円~)

FR7+フィナステリド(参考価格:6,366円~)

FR5【2本】+フィナステリド(参考価格:8,670円)

※フィナステリドが配合されていないフォリックス塗布剤にはフィナステリドのセットを掲載しています。

まとめ

ミノキシジルの配合量にあまりこただわる必要はないのだけれど、他の配合成分や原料の加工技術には、発毛効果を促進させることが大いに期待できます。

美白剤にもみられるように、特に経皮吸収は重要なファクターです。

いいな、海外製品にはリポスフィアテクノロジーを使った原料があって。

個人輸入製品を購入する際の判断は自己責任になります。

ですから、副作用にはくれぐれも気をつけるようにしてくださいね。