シャンプー変えたら抜け毛が増えた。
アミノ酸系シャンプーは「髪に良い」って聞いたんだけど。
どうなってるの?
優しい洗い心地で人気のボタニスト。
洗浄剤はアミノ酸系やベタイン系を使用しているので、髪にやさしいと評判のシャンプーです。
そう、アミノ酸系やベタイン系のシャンプーは「髪に良いシャンプー」で「抜け毛が減ったりするシャンプー」ではないのです。
えっ!シャンプー変えても抜け毛は減らないの!!
スカルプシャンプーとは
スカルプシャンプーは、「毛穴の皮脂が抜け毛の原因だ!」と信じられてきた時代が30年程まえにありました。
その特に「毛穴の皮脂を洗浄する」ために、スカルプシャンプーが誕生。
その後、薄毛の研究が進み「毛穴に皮脂がつまっているからって、髪は抜けないよね」ということが今の常識となっています。
つまり、昔の名残で残っているシャンプーになります。
ただ、スキっとするし、頭皮のニオイやべたつきが気になる人には、「頭皮の毛穴を取り除く」ことは有効な手段です。
スカルプシャンプーやアミノ酸系シャンプーで抜け毛が減ることはありません。
マイルドな洗いあがりのアミノ酸系シャンプーは「髪」に良い
アミノ酸系は「髪」に良いとされています。
その理由は、伸びた髪は死んだ細胞で、キューティクルなど一度剥がれたら二度と修復することはできません。
そのため、髪のバリア機能であるキューティクルを痛めつけないよう、最近ではアミノ系シャンプーが人気です。
そう、「髪」とは、頭皮から生えている部分、そして、薄毛に関係しているのは頭皮の中内側にある細胞なのです。
私たちも説明のときに、つい「頭皮が」と言っていますが、抜け毛が増える原因は頭皮の内側にある毛包細胞になります。
髪に良いと聞いて、「抜け毛が減るかも」と思ってアミノ酸系シャンプーをすすめている人もいますが、シャンプーは基本的に「髪(生えている部分)」に良いということになります。
ですから、アミノ酸系シャンプーを使っても抜け毛が減ることはありませんし、増えることもありません。
薄毛対策でボタニスト(アミノ酸系シャンプー)が適応する人
抜け毛が増える原因として、頭皮の炎症があります。
頭皮が炎症を起こすと、チクチク感やピリピリ感を感じる人も。
そんな人はいつものシャンプーでは洗浄力が強く、頭皮の炎症が広がってしまうかもしれません。
頭皮の炎症がおさまるまで、「髪を洗わない」が一番いいのですが、そんなわけにはいかないですよね。
それなら、アミノ酸系シャンプーなら違和感を感じることが少ないので、すすめるケースはあります。
ボタニストで抜け毛が増えたという人の思い込みを解説
薄毛の原因がシャンプーであることは、ほとんどありません。
つまり、他に薄毛になる原因があるということです。
その原因をつきとめないと、髪は抜け続けます。
シャンプーをしたときに髪が抜けやすいのは、薄毛じゃない人でも当たり前のことなんです。
その抜け毛の量を確認するのが、シャンプータイム。
すでに「もう抜けちゃうよ」状態の髪が、シャンプータイムで抜けてしまっている状態。
それを見て、「シャンプーで抜け毛が増えた!シャンプーが悪い」と思ってしまうのです。
まとめ
アミノ酸系シャンプーは(生えている)髪をマイルドに洗いあげることを目的として開発されています。
薄毛対策で頭皮に良いというのは、角層バリアを破壊しにくいということ。
これは薄毛対策では補助的な作用となります。
薄毛対策の根本は、毛包細胞に髪を生やす力を取り戻させること。
この対策をしないと、抜け毛が減ることはありません。
薄毛対策で口コミがコワイのはこの「3た論法」にはまってしまっている人が多いから。
3た論法にだまされることなく、正しい薄毛対策をしていきましょう。