女性の薄毛治療にプロペシアとかザガーロは使えないらしい。
いったいみんな、どんな薬で治療しているんだろう?
男性の薄毛治療の情報量の多さに比べて、女性の薄毛治療の情報は少ないですよね。
それは、男性の薄毛の原因のほとんどはAGA(男性型脱毛症)で、男性ホルモンが原因で脱毛するからです。
しかし、女性ではFAGA(女性型脱毛症)といいう言葉ができたのすら最近のこと。
薄毛になる原因も様々なので、症状にあった対策を行っていく必要があります。
あなたの薄毛がなかなか改善しないのは、あなたの頭皮が必要としているものを選べていないからかもしれません。
今回は薄毛対策に効果的な内服薬をメリット・デメリットを含め紹介していきます。
スピロノラクトン【内服薬】
病院で処方される医療用医薬品になります。
スピロノラクトンはもともとカリウム保持性降圧利尿薬で、体にたまった水を外に出して血圧を下げる薬でした。
こういった主な作用以外に女性ホルモンの働きを助け、男性ホルモンの働きを抑制する作用があることがわかったので女性用の薄毛治療に用いられるようになった薬です。
プロペシアやザガーロの使用が推奨されない女性にとって、救世主のような内服薬です。
特にFAGAといわれる男性ホルモンが原因で薄毛になってしまった人には、男性ホルモンを抑制してくれる働きがあるので効果が出やすい薬になります。
ただ報告されている副作用もあり、気をつけなればなりません。
心臓や腎臓に負担がかかりやすいので、健康状態に不安のある人は医師と相談しながらこの薬の使用方法を決めていきましょう。
また、もともと降圧剤として使用されていた薬でもあるので、必要以上に血圧が下がることも。
もともと血圧が低い方も医師と相談の上、使用を検討してください。
パントガール【内服薬】
パントガールの効果は髪に必要な栄養バランスを補強して、太くコシのある髪を育てる働きがあります。
FAGA以外の原因で薄毛になってしまった人でも、育毛効果が期待できます。
20代で薄毛が気になる人でダイエットをしている人は、髪の栄養成分が不足している可能性があるので、こういった作用のあるもので栄養を補給してあげると薄毛治療の効果が出やすい可能性があります。
パントガールの入手方法はクリニックから購入も可能です。
ネットの個人輸入のサイトからも購入できます。
ビビスカル【サプリメント】
ビビスカルは海洋性タンパク質の複合体を主原料としたサプリメント。
パントガールと同様、髪を育てるための栄養を補強する作用があります。
FAGA以外の産後脱毛や低栄養による脱毛の治療にも適しています。
リンゴ抽出物粉末:髪の密度・太さを増加させることが確認されている重要な成分。
髪の成長を促し、太くコシのある髪を育てます。
海洋性たんぱく質複合体AminoMar C™ (魚類/軟体類由来) |
950 mg |
ビタミンC (50% NRV*) |
40 mg |
ビオチン (390% NRV*) |
195 μg |
リンゴ抽出物粉末 |
80 mg |
Lーシスチン |
25 mg |
Lーメチオニン |
25 mg |
Lーシスチンはミノキシジルの効果をブーストしてくれる成分。
外用薬でミノキシジルを使用している人はL-シスチンの効果を活用してください。
【ビビスカル】はネットでも入手可能です。
【ビビスカル】 |
まとめ
女性の薄毛の場合、ミノキシジルの内服薬も効果があるとの意見もあります。
ただ、ミノキシジルの内服薬は副作用の点から、日本では承認されていない薬です。
もし、服用するのであればAGAクリニックで相談の上、ご使用になることをおすすめします。
安全性を重視するのであれば、女性に適した内服薬やサプリメントもありますので、こちらを検討してみる方が安心して薄毛治療に取り組むことができますよ。