抜け毛が気になったら女性も薄毛対策【リアップジェンヌの効果と外用剤の選び方】

女性の髪 FAGA
薄子
薄子

女性用の育毛剤って種類が少ない。

ミノキシジルも1%で男性用のものより、配合量が少ないし。

もっと他に使えるものって無いのだろうか。

悩んでハゲそう・・・。

男性用の育毛剤と比べると女性用の育毛剤って選択肢が少ないですよね。

それは男性の薄毛の原因のほとんどはAGA(男性型脱毛症)で、原因が男性ホルモンであることがわかっているから。

女性の場合、FAGA(女性型脱毛症)だけではなく、びまん性脱毛症、産後脱毛症など原因が様々。

原因にあった対策をしなければならず、効果的な育毛剤が開発しにくいというのが現状です。

今回は、女性用発毛剤・育毛剤について効果的なものをメリット・デメリットを含め紹介していきます。

ミノキシジル1%配合薬【市販外用剤】

診療ガイドライン2017年版で推奨度Aランクで、発毛効果の高い外用剤として知られています。

脱毛症診療ガイドライン

市販品では男性用はミノキシジル5%に対し、女性用は1%しか販売できません。

これは日本では女性の臨床試験の結果がないためです。

1%濃度のミノキシジルを使用するメリット・デメリット

ミノキシジル1%配合の外用薬を使用するメリット・デメリット

メリット

・使用感がよい

・FAGA(女性型脱毛症)以外の脱毛症にも効果が期待できる

デメリット

・5%配合ミノキシジルと比較すると効果が薄い

ミノキシジル5%を使用している男性の声でよくきかれるのが「使用感の悪さ」。

ベタつきや髪への付着物のゴワゴワ感が気になる人も多いようです。

これは医薬品に使用されている添加物のせい。

医薬品は有効成分の他にその商品の剤形を保つために添加物を使用しています。

ミノキシジルはポリピレングリコールを使用することが多いため、どうしてもベタつきのある使用感になってしまいます。

でも、女性用の1%ならアルコールをベースにしているので、ベタつきはなく使いやすいものとなっています。

また、薄毛治療は半年~1年の長期戦。

ミノキシジル5%を使用すると頭皮が赤くなったり、かゆみがでることもあります。

まずは1%のミノキシジルで、使用感や効果を試してみることをおすすめします。

3ヵ月程使用して、まったく効果が見られないようならAGAクリニックならミノキシジル2%以上の外用薬も処方してくれます。

ミノキシジル1%配合の女性用外用剤

「リアップジェンヌ」(大正製薬)

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ミノキジル外用剤のメリット・デメリット【効果と副作用そして薬剤耐性】
発毛効果が確認されている唯一の薬といわれるミノキシジル。その作用は現在でもあまりわかっていません。そのため、他に変わる薬が作りにくいというのが事実です。ミノキシジルの多岐に渡る効果と副作用、そして薬剤耐性はおこるのかといったことについて説明しています。またミノキシジルを効かない人の特徴と対策についても紹介しています。

パントスチン【外用剤(海外)】

パントスチンを使用するメリット・デメリット

メリット

・FAGA(女性型脱毛症)に適している男性ホルモン抑制剤

デメリット

・FAGA(女性型脱毛症)以外の症状には適していない

・日本では未承認なので入手経路が限られている

・価格が高め(12,000円/月程度)

パントスチンは海外で使用されている発毛薬です。

日本では未承認ですが、FAGA(女性型脱毛症)に効果のある薬です。

有効成分のアルファトラジオールが男性ホルモンに作用し、ジヒドロテストステロンの攻撃から毛包を守ってくれます。

男性ホルモンを抑制すすことにより発毛を促すので、円形脱毛症やびまん性脱毛症、産後脱毛症に人には不向きです。

プロペシアやザガーロなどが使用できないFAGA(女性型脱毛症)の女性にとっては救世主のような薬になります。

ただし、日本では未承認の医薬品ですので、AGAクリニックで処方してもらうようにしましょう。

男性用育毛剤の使用

男性用育毛剤を使用するメリット・デメリット

メリット

・育毛剤は男女の区別なく使用できる。

・育毛剤の種類も配合成分も充実したものが多い

デメリット

・使用感や香りが男性向けで女性には好みが合わないことがある

ミノキシジルは男性用・女性用と分けて処方が組まれており、ミノキシジル配合量の制限もあります。

しかし、育毛剤であれば男女区別なく使用することができます。

薄毛人口は男性の方が多いため、男性をターゲットにしたものが多いのですが、女性でも使用することは可能ですし配合成分も機能的なものが多いのが事実。

使用感や香りは男性向けなので好みはありますが、効果を追求するのであれば女性用より男性用育毛剤がおすすめです。

キャピキシル・リデンシル配合の育毛剤

抜け毛が気になり始めたら薄毛対策【キャピキシル配合育毛剤編】
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イクオスEXプラス

404 NOT FOUND | LIFE UP Blog
化粧品・健康食品会社の研究員がエビデンスに基づく薄毛対策について情報を発信しています。

赤色LED治療という選択肢【プラスαの効果】

診断ガイドラインで推奨度Bとされた赤色LEDを使用するのもありです。

脱毛症診療ガイドライン

AGAクリニックで赤色LEDを導入しているところはまだ少なく、治療費も高額です(250,000円程度)

赤色LED治療とは簡単にいってしまうと、「赤い光を頭皮にあてるだけで毛母細胞が活性化され毛がはえる」という治療法です。

副作用がなく安全で、FAGA(女性型脱毛症)以外の脱毛症にも効果が期待されている治療法です。

ただ治療を行っているクリニックが圧倒的に少なく、そのため治療費も高額になってしまうので、治療法としては推奨できるのですが、実際に治療を受けることは難しい方法です。

おすすめの方法としては市販の家電に赤色LEDを搭載したものがあるので、他の治療法と併用すればプラスαの効果が期待できます。

赤色LEDの効果は細胞を育てるので、肌細胞を育てる効果も。

美顔器としても使用できます。

赤色LED搭載の頭皮マッサージ器

「スパニスト」(アンファー)

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抜け毛が気になり始めたら薄毛対策【最新:赤色LED搭載の頭皮マッサージ器】
抜け毛が気になりだしたら、薄毛対策をしましょう。薄毛の治療はヘアサイクルとの向き合い方が大事。自分にあった対策をしないとなかなか結果がでないことに。ここでは薄毛対策の頭皮マッサージ器を紹介しています。AGA診療にも使用されている技術を搭載した頭皮マッサージ器も購入できます。

まとめ

女性の薄毛対策は薄毛になる原因が様々なので、対策が立てにくいものです。

市販品とAGAクリニック処方品をうまく組み合わせて薄毛対策をしていくことが重要です。

AGAクリニックでは、あなたの頭皮を観察し診断してくれます。

「抜け毛がひどくて薄毛に・・・。」といった症状も、FAGA(女性型脱毛症)なのか、びまん性脱毛症なのか、円形脱毛症なのかといった診断をしてもらえるのが、AGAクリニックに足を運ぶ最大のメリット。

薄毛の原因がわかれば、対策も立てやすくなるので薄毛の改善も早くなります。