
インドのニュースらしいけど、カツラを被ったら結婚する相手にはカミングあうとしないといけないよな。
銭湯や温泉にも行きずらくなるし・・・。
薄毛はどこの国でもコンプレックスになるようで、カツラがバレて妻に訴えられた男性の話です。
これはインドの話なので、「背信行為」の疑いがありと判断されましたが、日本ではさすがにこんなことはありません。
妻にカツラがバレて「背信行為」で逮捕へ…薄毛が引き起こした悲劇7選
でも、薄毛で悩んでいる人のトラブルは悩んでいる人の数だけ存在していることも事実です。
カツラという選択

・簡単に薄毛を隠すことができる
・費用も30万程度と植毛と比較すると手の届かない価格ではない
・海・プール・温泉・スポーツジムのシャワールームなど髪が濡れる場所へは行けなくなる
・風やで飛ばされないか、いつもヒヤヒヤ
・髪型が不自然ではないか、人の視線が気になる
確かに髪があることで自信が持てるようになるようで、「世界が変わって見える」ようになる人もいます。
カツラを被る勇気とカツラを外す勇気
薄毛対策にカツラを選ぶときに2つの勇気が必要になります。
それは
・カツラを被る勇気
・カツラを外す勇気
✔ カツラを被る勇気
カツラを被り始めるときは、周りにいる人は「いきなり髪が増えた」ことに気づきます。
最初は気まずいこともありますが、そのうちみんなカツラを被った姿にだんだん慣れてきます。
✔ 次に訪れるのは、カツラを外す勇気
それが友人であるならなおさら。
友人と一緒に旅行に行くときや、スポーツジムのシャワールームなど、カツラを外さなければならない時は必ずきます。
そのときに、どうやってカミングアウトするのかに悩むことになるでしょう
さらに、カツラを被るのであれば一生(ちょっと大げさかも)、カツラとともに生活することを決意することになります。
雨の日も、風の日も、温泉に行くときも、旅行に行くときもいつもカツラと一緒。
カツラを被れば最初は世界が変わって見えることもありますが、その後におそってくる感情は、「ムレるし、わずらわしい」という感情です。
この感情に負けて、せっかく作ったカツラを封印してしまう人も少なくはありません。
カツラを被るには、相当な勇気とわずらわしさと付き合っていかなければならなくなります。
そこでカツラと他の薄毛治療を比較してみましょう。
増毛という選択

・周りの目を気にすることなく、少しずつ増やしていくことができる
・カツラのようにとれることがない
・90,000円/1,500本(60円/1本)
・一生メンテナンスが必要
増毛のメリットはカツラと違い、「わずらわしさ」がないということがメリットです。
自然に増やすことができますし、不慮の事故によって増毛がバレることはありません。
増毛の費用もそれほど高いものではなく、少しずつ増やしていけるので支払い計画が立てやすくなるのですが、増毛は一生、メンテナンスをしないと維持できないことが最大のデメリットになります。
この維持費の目安は年間20万円程度ですが、10年維持すれば200万円かかることになります。
【年会費の定額制アデランスヘアクラブ】
初年度 | 171,200~228,960円 |
2年目以降 | 166,320~221,400円 |
これをずっと払い続けるのは、なかなか難しいことだと思います。
植毛という選択

・自分の髪である
・2度とハゲることはない
・自分の髪の生え方に合わせて植毛してくれるので、デザインすることが可能
・治療費が高額である
・傷ができる
植毛の最大のメリットは自分の細胞を移植するので、間違いなく自分の髪が生えてくることです。
顔にひどいやけどを負ったら、皮膚移植などで少しでも隠したいと思うのは普通の感情で、周りの人も心配し、気づかってくれますが、植毛となるとちょっと人の感情が変わってくるのは、一体どうしてなんでしょうね。
薄毛だって、日本人男性の3分の1がかかる可能性のある病気だとはとらえてくれないだろうか・・・。
2度とハゲることはないことも植毛のメリット
植毛をすれば、2度と男性ホルモンによってハゲることはありません。
それは、髪を生やす細胞は、頭頂部や前頭部と側頭部・後頭部の細胞の機能に違いがあり、側頭部・後頭部の髪を生やす細胞には、男性ホルモンが攻撃の目印にしている受信機のようなものがないからです。
初期費用は100万円程度が目安になりますが、最近ではロボットを使って施術を行うところも増えてきているので、植毛の費用は下がっていく傾向にあります。
また、自分の髪の生え方に合わせて植毛してくれるので、デザインすることも可能です。
植毛はデザインが可能な施術方法であることのメリットのひとつです。
サラサラストレートヘアの人は、髪の根元が立ち上がるようにデザインすれば、髪が増えたように見えますし、髪の流れもスタイリングしやすい形になるよう植毛することもできます。
また、メンテナンスも必要がないので、ふり絞るのはたった1回の勇気だけ。
植毛のデメリットは治療費が高額であること。
目安は100万円になります。
また、施術の方法によっては、後頭部などに傷跡が残ることも。
ただ施術方法を、ロボット植毛や、ニードル法(Choi式)・ストリップ法(FUT)などの方法を選べば、傷跡が残る心配はありません。

発毛・育毛という選択

・費用が安い
・薬で治療するので簡単である
・薄毛を放置した人には効果が出にくい
ミノキシジルやフィナステリドでの治療は、保険がきかない自由診療とはいえ、他の薄毛対策と比較するとかかる費用は安くなります。
年齢が若くて、薄毛が始まったばかりの人であれば育毛剤でも効果がでやすいという特徴もあります。


一方、デメリットとしては、薄毛を放置した人や40代以降の人では効果が出にくい場合があるということです。
男性ホルモンの攻撃を受け続けた毛包は、委縮しやがて消滅します。
委縮が始まった毛包を再生するには、AGAクリニックでの毛包再生治療が必要になってきます。

まとめ
薄毛対策は早めに、といったAGAクリニックのCMも見かけるようになりましたが、これは本当のことなのです。
早めに治療を始めれば、「カツラで背信行為」と言われることもなく、わずらわしさに悩まされることもなく、無駄にお金を使うこともなくなります。