
帽子をかぶるとムレてハゲるって聞くけど、本当なのかな。
帽子をかぶる仕事なんだけど、抜け毛が増えてきたような気がしてすごくきになる。
帽子って本当にハゲる原因なの?
帽子をかぶるとハゲるという話を聞きますが、科学的な根拠はありません。
帽子をかぶるとムレたりして、「ハゲるかも!」と心配しなくて大丈夫。
実は本当にハゲる原因となっているのは、紫外線の方なんです。
紫外線をシャットダウンするために帽子をかぶることは、薄毛予防につながるので、特に紫外線の強い、5月~10月の外出には帽子をかぶって薄毛対策をしていきましょう。
紫外線の強い季節

紫外線は6月をピークに暑い季節に増えていきます。
帽子は熱中症予防、顔への紫外線対策にもなりますし、薄毛対策にもなりま。
誰でも簡単に出来る対策なのでぜひ活用していきましょう。
紫外線で薄毛になる理由
紫外線は肌細胞に影響を及ぼし、シミやシワの原因になることは知られています。
頭皮も皮膚細胞なので、当然紫外線の影響を受けることになります。
髪がフサフサの人は、髪が紫外線の防御壁となってくれますが、薄毛になり髪が薄くなった人は、この防御壁が薄くなっています。
薄毛の人ほど、帽子などで紫外線対策は有効な手段であるということができます。
紫外線が頭皮に及ぼす悪影響

紫外線によって頭皮にどんな悪影響があるかというと、
・頭皮の炎症
・DNAの損傷
✔ 頭皮の炎症
薄毛が進行している人の頭皮は炎症を起こしていることが多いのです。
男性:男性ホルモンジヒドロテストステロンによる、細胞への攻撃で炎症
女性:カラーリング、整髪料、ヘアアイロンやコテを使っての引っ張りによる炎症
などが原因となっています。
男性:男性ホルモンジヒドロテストステロンによる、細胞への攻撃で炎症
女性:カラーリング、整髪料、ヘアアイロンやコテを使っての引っ張りによる炎症
頭皮が炎症し、抜け毛が増えたり、髪が細くなっているところへ、紫外線の攻撃が降り注ぐ。
これでは髪を生やす細胞はひとたまりもありません。
薄毛に気づいたら何かを足すより、まずは薄毛の原因となる行為を減らすことが重要です。
薄毛が気になる人は、外出時に帽子や日傘で紫外線対策を!
✔ DNAの損傷
頭皮にある毛包という器官は、髪を生やす機能をになっている器官。
頭皮の細胞が紫外線の影響を受ければ、毛包を支えている細胞も紫外線の影響を受けて、毛包細胞の委縮につながる可能性も。
毛包細胞の委縮が始まってしまうと、さらに髪は生えにくくなってしまいます。
紫外線対策でミノキシジルの効果もUP!
次のグラフはミノキシジル塗布時の紫外線の影響をあらわしています。

外的要因(紫外線)による頭皮環境の悪化とミノキシジルの発毛作用に及ぼす影響
紫外線の影響を受け続けた頭皮では、ミノキシジルの効果も激減していることがわかります。
この原因は紫外線による、頭皮の炎症と酸化が原因。
薄毛治療を行っている人でも、「髪が生えてきたら大丈夫」と油断することなく、頭皮の紫外線対策も行っていきましょう。
まとめ
薄毛対策でお金もかからず、簡単にできることのひとつは紫外線対策。
帽子をかぶることで、帽子が紫外線から頭皮を守ってくれます。
一度起きてしまった炎症や酸化から、細胞の機能を復活させることは非常に難しいことなのです。
ですから、薄毛治療は難しいと言われているのです。
帽子をかぶるだけで、ミノキシジルの発毛効果もUPすることがわかっているので、薄毛の人ほど帽子でオシャレを楽しんでください。