抜け毛が気になってからしばらく見ないふりで放置。地肌が見えてくるようになってだいぶ髪が薄くなったような気がしてる・・・。
本気で考えないと、もうやばいかも。
薄毛は進行するものなので、何も対策をとらずに放置をすれば髪はどんどん抜けていくばかりです。
20代では薄毛も初期症状でしたが、30代ともなると髪が全体的に少なくなってきた人も。
気づいた時が対処の時です。
薄毛に気づいた30代の対策をしっかり立てていきましょう。
30代薄毛の進行は加速する
薄毛は20代後半から始まり40代で一気に加速する傾向にあります。
30代で薄毛対策をしないと、薄毛の進行は40代で一気に加速します。
30代の薄毛は進行します
下の図をご覧ください。
第一段階(Ⅰ)
生え際に薄毛が進行し、額の面積が広がってきます。見た目に問題がないためAGAが始まっていると気付かない方が多い初期ステージになります。
第二段階(Ⅱ、Ⅱa、Ⅱvertex)
生え際の進行に加え、髪全体のボリュームの減りも目立ち始めます。併せて、頭頂部に薄毛が進行する方(O型)、額の進行が激しい方(M型)で見栄えも変わってきます。
第三段階(Ⅲ、Ⅲa、Ⅲvertex)
前頭部の進行と頭頂部の進行が少しずつつながってきます。前頭部に早い進行が見られるM型の方も、頭頂部に薄毛が見られるようになります。第三段階では明らかにAGAであると診断しやすい特徴が表れています。
第四段階(Ⅳ、Ⅳa)
生え際・頭頂部ともに頭皮が見える面積が広がっています。治療をお考えの方は、第四段階までに開始すると結果が出やすいといわれています。
第五段階(Ⅴ、Ⅴa)
前頭部の進行と頭頂部の進行が完全につながってしまいます。全体の1/3ほど頭皮が見える程の状態で、薄毛・発毛治療の結果が出にくくなってくるステージです。
第六段階(Ⅵ)・第七段階(Ⅶ)
M型O型の区別がつかないくらい、薄毛の部分が広がります。ここまで進行してしまうと、増毛施術を選ぶ方が多くなります。
出典:アンファー
頭のてっぺんだろうと、生え際M字だろうと、前頭部おでこからだろうと、時が経つにつれて髪がない部分が広がっていきます。
20代ではオデコの生え際からくるM字ハゲ、つむじからくるつむじハゲも気のせいかなと思える程度の人もいたはずです。いつの間にかオデコと頭皮の境目がわからなくなっていたり、つむじだけではなく頭頂部の髪が全体的に少なってきてはいませんか。
30代であれば、第Ⅱ段階、第Ⅲ段階くらいの人が増えてくる頃です。
進行するということは薄毛対策をしないで放っておくと、だんだんと広がっていくということですよ。
30代の育毛・発毛が難しいと言われる理由
・個人差が大きい・薄毛になる原因が複雑
・生活習慣
・ミノキシジルが効かない遺伝子
✔ 個人差が大きい
薄毛になる年齢・スピード・原因がこれといった決めてがないのが現状です。
✔ 薄毛になる原因が複雑
薄毛になる人は遺伝子との関係しています。母型の祖父に薄毛の人がいる人は将来薄毛になる確率は50%ともいわれています。
✔ 生活習慣
薄毛には生活習慣も関係しています。毛母細胞に栄養がいかないような食生活をしていると薄毛になる可能性が・・・。
✔ ミノキシジルが効かない遺伝子
「硫酸転移酵素遺伝子」が発現していない人は、発毛剤の有効成分ミノキシジルが効かない可能性もあります。
30代の薄毛対策でも頭皮の開拓してあげることが大切です。
始めに頭皮を育毛・発毛に適した環境にしてあげます。つまりは頭皮の開拓です。
カッコンエキス・ゲンチアナエキスは「硫酸転移酵素」を増やしてくれる働きがあります。「硫酸転移酵素」を活性化してあげると、ミノキシジルの効果を発揮しやすい頭皮環境になります。
30代の育毛はトータル的に対策する【発毛を中心に】
抜け毛が気になり始め、薄毛が広がってきた・・・。発毛対策を考えるときに一点だけ対策をしていませんか?シャンプーだけとか、発毛剤だけとか・・・。その方法だとなかなか結果がでないことも。
薄毛対策はトータルケアで考えましょう。
30代の薄毛対策
シャンプー(カッコンエキス・ゲンチアナエキス配合)
↓
男性ホルモン抑制剤【フィナステリド(プロペシア)・デュタステリド(ザガーロ)】
↓
発毛剤(ミノキシジル1%または5%)
↓
赤色LED搭載のスカルプケア
30代では薄毛が進行を始めています。育毛剤より発毛剤を使った方が効果がある人が多くなります。発毛するならミノキシジル配合の発毛剤ですが、硫酸転移酵素が発現していない人はミノキシジルの効果が低下する傾向にあります。
30代こそ頭皮の開拓に力を入れましょう。
ミノキシジルの為の頭皮の開拓
まず始めに頭皮を育毛・発毛に適した環境にしてあげます。つまりは頭皮の開拓です。
カッコンエキス・ゲンチアナエキスは「硫酸転移酵素」を増やしてくれる働きがあります。
シャンプーを選ぶ基準
・カッコンエキス配合
・ゲンチアナエキス配合
・スカルプシャンプ-
身体の中からのケア【男性ホルモンの抑制】
男性ホルモンを抑制することで、育毛・発毛に効果があることがわかっています。
男性ホルモンを抑制する方法
・フィナステリド(プロペシア)
・デュタステリド(ザガーロ)
✔ フィナステリド(プロペシア)・デュタステリド(ザガーロ)
30代ともなれば、男性ホルモンも増加傾向にあります。男性ホルモン抑制は病院で処方してもらう、医療用医薬品になるので、医師の診断を受けてから処方してもらいましょう。
AGA診療を行っているクリニックではオンライン診療をしてくれるところもあります。オンライン診療であれば、来院の必要はなく、クリニック指定のアプリをインストールしてスマホの画像で医師の診療を受けることも可能です。お薬は配送してくれますし、支払いもクレジットカード決済が可能なの遠隔地の人もAGA診療を受けることができるようになっています。
発毛剤は効果で選ぶ
初期症状を超えてしまったら、発毛剤の使用が効果的です。市販薬ではミノキシジル5%が最大濃度です。ですが、ミノキシジル5%配合の発毛剤を使うと頭皮が赤くなったり、べとついたりすることがあります。そんなときは、ミノキシジル1%の「リアップジェット」を使ってみてください。
「リアップジェット」はエアゾール剤なので、すっきりした爽快感のある使用感になります。
【第1類医薬品】「リアップジェット」(ミノキシジル1%) | |||
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トドメの赤色LED搭載の頭皮マッサージ器
20代の薄毛対策のとどめとして頭皮マッサージ器の使用を検討してください。頭皮マッサージ器がメインではなく、赤色LEDを頭皮に当てることが本当の目的です。
赤色LEDは皮膚科学会のガイドラインでも、AGAの治療方法として推奨されています。
出典:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
赤色LEDは野菜の成長を促す光として植物工場などで有効利用されてきましたが、細胞の活性作用もあることがわかり、美顔器や頭皮マッサージ器に使われるようになった技術です。
ある一定の赤い光を当てるだけなので副作用もなく、消耗品でもない。しかも、効果はAGAガイドラインで保証済です。
これまで、薄毛対策をしてきたけど効果があまりみられなかったという人は、トドメの対策として赤色LEDの使用を考えてみてください。
結論
30代の薄毛対策は薄毛の進行状態を確認しながら、自分にあった方法を検討してください。
薄毛が始まったばかりの初期段階であればこちらを参考にしてみてください。
薄毛の進行が進んでいるようだったら、発毛対策に力を入れてください。
薄毛の進行が中盤に差し掛かっているようだったら、AGA診療を視野に入れて対策をとる方が効果的です。AGA診療では、トータル的に発毛するための治療を行っています。
メールや電話で事前に相談できるシステムになっているので、薄毛が中盤に差し掛かっている人は一度相談してみると、自分の薄毛の進行状態が把握でき必要な対策を打つことができるようになります。