抜け毛が気になってきたけど、どの育毛剤を選んだらいいのかわかんないな・・・。よく見る育毛剤ならみんな使っているから効果があるのかも・・・。
育毛剤は何を基準にして選んでますか?
発毛剤は成分を基準にして選んでいるのに、育毛剤はTVやネットでよくみるからという理由で選んでいませんか?
発毛剤は有効成分に発毛効果があり、そのため発毛剤として販売できるのです。
では、育毛剤は?医薬部外品や化粧品の基準を満たせば育毛剤として販売することができます。
本当に自分にあった育毛剤を選ぶには配合成分を基準にして選びましょう。
化粧品会社の研究員ハチマルが解説します。
ミノキジルの効果をブーストする成分
育毛剤で選ぶべき成分は3つあります。
・カッコンエキス
・ゲンチアナエキス
ミノキシジルの効果をブーストするカッコンエキスの作用
薄毛は進行します。今は育毛剤で充分かなと思っていても将来は発毛剤を使うことになる可能性は大きいのです。それなら、今から育毛対策をしながら発毛剤の効果が出やすい体質にしておきましょう。
カッコンエキスはミノキシジルとの相性がいい成分です。
「ミノキシジルが効かなかった。」そんな声をきいたことはありませんか。
ミノキジルは発毛剤として人気のある成分ですが、それではなぜ多くの人がAGA治療にミノキシジルを使うのでしょうか。
それは、AGA診療ガイドラインで推奨されている成分だからです。
AGA診療ガイダンスはAGA治療に関する過去のデータをもとに、安全で効果のある薬を推奨しています。個人差はあれど、過去の実績から「ミノキシジル外用薬は効果がある」と認めたからこそ推奨度Aという高いランクをつけることができるのです。
でも、「ミノキシジルがきかなかった」という声をきくこともあります。
その原因のひとつとして考えられることは「硫酸酵素遺伝子」との関係性です。
硫酸転移酵素の活性の違いによるミノキシジルの効果
ミノキシジルが効かなったという人に「硫酸転移酵素遺伝子」の活性が低い傾向があることがわかっています。それならば、この「硫酸転移酵素」の活性を上げてあげれば「ミノキシジル」が効く可能性が高くなります。
硫酸転移酵素に働きかけ「ミノキシジル」の効果をブーストしてくれる成分はカッコンエキスとゲンチアナエキスであることがわかっています。
今は育毛剤でも将来は発毛剤を使う可能性がある人は、今からミノキ対策をしていくと将来の自分の姿が変わってきますよ。
カッコンエキス配合の育毛剤
「スカルプD薬用育毛トニック」(アンファー) |
|
発毛を促進するタマサキツヅラフジ アルカロイド・グリチルリチン酸2K・酢酸-DL-α-トコフェロールの3つの有効成分を配合。 特殊ノズルを使用したジェット噴射で爽快感のある育毛剤。 カッコンエキス配合 |
結論
育毛剤選び、選択の基準に迷っている人は配合成分で選びましょう。
発毛を希望するのであれば発毛効果のデータのある成分を、育毛効果と将来性を考えるならばカッコンエキス・ゲンチアナエキス配合の育毛剤を選ぶことで将来の自分の姿が変わってくる可能性があります。