プラセンタって化粧品にも配合されている成分だけど、育毛作用って本当にあるのかな?
プラセンタって実際、何がいいの?
プラセンタ配合の育毛剤の効果
プラセンタ配合の育毛剤には育毛効果はありません。
プラセンタを化粧品に配合する目的は保湿剤。
保湿剤を塗っても、育毛効果はあまり期待できないといっていいでしょう。
今はキャピキシルなど効果の期待できる育毛剤があるので、育毛剤を使うならこういったものを使用した方が効果があります。
AGAクリニックの治療で使用されるプラセンタ導入治療
AGAクリニックでもプラセンタ治療を行っているところがありますが、頭皮へのプラセンタ注入の治療はプラセンタに含まれている成長因子の作用を期待した治療。
現在では、発毛に関係する成長因子も特定されてきているので、こういった成長因子治療の方が効果が得られます。
プラセンタを注入する治療の場合、発毛に関係していない成長因子も注入しています。
発毛に関係する成長因子が特定されていなった時代は、こういった治療方法もとっていたのかもしれませんが、今では発毛に関係する成長因子はほぼ特定できるようになりました。
つまり、量より質が求められる治療を受けることができる時代になったわけです。
AGAクリニックとミノキシジルと育毛剤の使い分け
✔ AGAクリニック
AGAクリニックで行われる成長因子導入治療は、ミノキシジルでも生えにくくなった毛包細胞を活性化させるために行う治療です。
薄毛を放置すると、DHT(ジヒドロテストステロン)は毛包を攻撃し続けるので、やがて毛包の委縮が始まります。
委縮が始まった毛包からは、髪は生えにくくなってしまいます。
その毛包にテコ入れするために、成長因子を導入する治療が行われます。
✔ ミノキシジル
発毛作用のあるミノキシジル。
ミノキシジルには5つの作用があり、これが髪を生やす効果につながっています。
髪を生やしたい人の第一選択はミノキシジルです。
配合量が多いほど効果があると思われがちですが、使うか使わないかに大きく差ができることが明らかになっています。
ミノキシジル1%でも髪は増えてくるというデータがあるので、濃度が高いことより長く使い続けられることが大切になってきます。
髪にはヘアサイクルがあり、このヘアサイクルの「発毛する」にあたった毛包から、髪が生えることになります。
休止期にある髪は、発毛期になるまで少し待たなければならないし、これまで成長しずらかった髪は一度抜けてしまう、『一時脱毛』といった症状がでることもあります。
ミノキシジルを使い始めて2ヵ月くらいで髪が増え始め、3~6ヵ月でようやく効果を実感することができます。
休止期にある毛包は髪を生やす準備をしているので、ミノキシジルを使ったらといってすぐに効果を発揮できるわけではありません。
女性用も1%濃度のミノキシジル製剤をドラッグストアやamazonで購入することができます。
✔ 育毛剤
育毛剤の効果は主に、髪を太くしたり、髪の成長を促したりする作用。
ミノキシジルで頭皮が荒れたりする人や、産後の一時脱毛、年齢やストレスで髪が細くなった人、抜け毛が増えて髪が薄くなったと感じる薄毛の初期症状の人に適しています。
女性の場合、FAGAと言われるDTH(ジヒドロテストテストステロン)が原因で薄毛になる人は、年齢を重ねた人に多く見られる症状のことが多いのです。
若くて薄毛に悩んでいる人は、一時脱毛だったり、他に原因があることも。
カラーリングやパーマ、コテを使用する人は頭皮へのダメージに耐えきれず、髪が細くなったり、抜け毛が増えたりすることもあります。
カラーリング剤が配合されたシャンプーなどは、シャンプーをよく洗い流さないとカラーリング成分が頭皮へダメージを与えることになります。
こういった、一時脱毛かもという人には育毛剤が適応するのでキャピキシル×リデンシル配合の育毛剤の使用を検討してみてください。
まとめ
プラセンタ配合育毛剤に効果は期待できませんし(プラセンタは保湿剤だから)、プラセンタ導入治療より、現在ではもっと効果のある治療法があります。
AGA治療も育毛剤も進化をしているので、進化した治療法、進化した育毛剤を使った方が効果があるのは当たり前のこと。
昨今の育毛ブームは化粧品業界が仕掛けているもの。
その背景には、「以前のもとは違う育毛剤が開発されたから」ということになります。
根拠がないと育毛の推進なんてできませんからね。
その育毛成分がキャピキシル×リデンシルなんです。