【2021年最新】成長因子導入治療を行っているクリニックまとめ【HARG療法との違い】

AGAクリニック AGA
ケビン<br><br>
ケビン

シャンプーも育毛剤もプロペシアもミノキシジルも何をやっても毛が生えない・・・。

もうあきらめるしかないのか。

研究員
研究員

いいえ、まだ成長因子という手がありますよ。

成長因子を頭皮に導入し発毛を促す治療方法は、最新の再生医療に位置付けられます。

成長因子を使った治療方法は、美容医療、歯周病の再生医療、スポーツ外傷の治療などにも用いられています。

成長因子を導入する治療方法の特徴は自分の細胞を増殖させることにあります。

AGAでは、成長因子によって刺激することで毛の発生器官である、毛包細胞・毛母細胞を増殖することで発毛を促し薄毛を治療していきます。

AGAクリニックで行われる成長因子導入治療法3つ

成長因子を導入する治療法は主に3つあります。

 

HARG療法

メソ療法・メソセラピー

PRP法・PFC法

導入成分

HARGカクテル

(成長因子パウダー)

・成長因子

・ビタミン

・アミノ酸

・その他発毛成分

自己血液から調整した成長因子

頭皮に導入する成分が違うので治療名が違いますが、どの治療法でも成長因子を使用します。

違いは成長因子の配合と由来です。

AGAクリニックで行われる成長因子導入方法2つ

成長因子の導入方法も選ぶことができます。

ニードル法(針がある)

ノーニードル法(針がない)

注射・ダーマペン・U225メソガンなど

ミノキジェット・メドジェット・CO2レーザー・音響振動装置など

ニードル法といわれる針を使う方法とノーニードル法といわれる針を使わない方法があります。

ニードル法は主に注射を使う方法を指し、ノーニードル法は針を使わないから負担が少ないと言われますが、最近ではダーマペンやU225メソガンなど、細い針を使用した治療方法もあるので、ノーニードル法の方が負担が少ないとは言い切れなくなっています。

ただ最新の機器を使用すれば、それに比例して費用も髙くなっていくのでそこは費用対効果を考えて選ぶようにしてください。

【2021年最新】AGA専門クリニック治療方法を徹底解説
AGAクリニックに通いたいけど、治療方法が難しくてよくわからないといった人も多いのではないでしょうか。AGA治療は需要の増加に従い、治療方法が進化し選択肢も増えてきています。薄毛は進行するので早期に治療を始めることが大切です。クリニックは事前に無料相談を受けつけているので、クリニックにメールで相談してみましょう。

HARG(ハーグ)療法による発毛治療とは

毛包に刺激を与える成長因子を頭皮に導入して発毛させる治療です。

成長因子を含んだHARG(ハーグ)カクテルを使用するのでHARG療法といわれています。

HARG療法に用いられるのは、脂肪幹細胞の培養中の上澄み液を集め凍結乾燥した生体タンパク質の集合製剤になります。

HARGカクテルの主成分は成分は成長因子で、この成長因子が発毛効果を促進します。

HARG療法はHARGカクテル(AAPEパウダ)を使用してる治療のみHARG療法ということができます。

メソ療法・メソセラピーによる発毛治療とは

成長因子はHARGカクテルにのみ含まれているわけでななく、他のグロスファクター製剤もあります。

その中から、発毛に関係するクリニック独自の調整を行った成長因子群のみを使用し、さらにビタミンやアミノ酸、活性酸素除去物質などを頭皮に導入する治療法がメソ療法・メソセラピーと呼ばれます。

PRP法・PCF法による発毛治療とは

PRP法・PCF法とよばれる治療法は自己から採血した成長因子を使用して発毛治療を行います。

HARG療法・メソ療法・メソセラピーでは培養細胞から抽出した成長因子を使用しています。

この違いによってPEP法・PCF法ではアレルギーを起こす可能性は少なくなるというメリットがあります。

PRP法とPCF法の違い

 

PRP法

PCF法

導入成分

自分の血液から採取し、調整した成長因子を導入

自分の血液から採取した成長因子を凍結乾燥し、再調整したものを導入

メリット・デメリット

調整が簡単

治療の時に採血が必要

調整が難しいため高額になる

採血は1回で済む

ここで紹介した最新の再生医療のキーポイントは成長因子になります。

なぜ成長因子が発毛に効果があるのか

成長因子とは(グロースファクター)

細胞を増殖・分化をさせるたんぱく質のことです。

薄毛治療に使用される成長因子は主に毛乳頭・毛母細胞・毛包に働きかけるものを使います。

この成長因子はもともとヒトの身体の機能の備わっているもの。

その成長因子の働きが弱まっているか、細胞が刺激に反応しなくなっていることが考えられます。

そのため、髪は成長しなくなり、短い期間で脱毛していき、やがて発毛器官は「必要のないもの」と認識され、必要のなくなった毛包は収縮していきます。

収縮してしまった細胞はミノキシジルを塗ったくらいでは、なかなか元のように元気にはなってくれません。

AGAは正常なら4~6年ある髪の成長期が、数カ月まで短くなってしまうもの。

その時期が長く続いた細胞をまた活性化させるには、大きなテコ入れが必要になるということになります。

テコ入れ2

成長因子を注入するとどんなことが起こるの

成長因子は加齢と共に急激に減少していきます。

 

出典:資生堂

今、薄毛に悩んでいるあなたも子供のことは髪がフサフサで自分がハゲるなんて思ってもみなかったと思います。

このグラフが示す通り、成長因子はヒトが年を取っているサイン。

成長因子を物理的に増やしてあげれば、死んだようになっていた細胞も生き返る可能性が高いのです。

成長因子が増やした結果として、毛包や毛母細胞が増えて、髪が生えます。

毛母細胞の増殖

毛包細胞や毛母細胞が増える。

毛根イキイキ

健康な髪が生える。

農業でいえば、畑(毛包・毛母細胞)に肥料(成長因子)を与えて、水(ミノキシジル)をやり発毛(作物)を育てることになります。

作物を食い荒らす害虫が男性ホルモンになりますね。

生える種もなくなれば植毛ということになります。

発毛に関係する成長因子

発毛に関係している成長因子の主な種類がこちらです。

成長因子

発毛効果

KGF

(ケラチノサイト成長因子)

ケラチノサイトの成長と分化に関係し、内皮細胞及び新しい毛髪を生成。科学療法やUVよりケラチノサイトを保護し、細胞のダメージを防ぐ。

IGF

(インスリン様成長因子)

新しい血管再生を助け、細胞の再生力を向上。
ケラチノサイト増殖促進及び毛嚢の成長を調節し、毛髪の成長期維持に働く。

HGF-1

(幹細胞増殖因子)

休止期の毛包を成長期へと誘導

VEGF

(血管内皮細胞成長因子)

栄養を含んだ血液を頭皮にめぐらせる

bFGF

(線維芽細胞成長因子)

コラーゲン、エラスチン、及びECMの合成を増加させ、毛髪及び皮膚細胞の成長促進、毛乳頭細胞の活性化及び新しい血管生成を促進。

頭皮に撒く混合肥料組成です。

成長因子注入を行っているクリニック

HARG療法以外にメソセラピー・メソ療法、PRP法・PCF法などの名前で、成長因子導入治療を行っているAGAクリニックを紹介していきます。

AGAスキンクリニック

AGAスキンクリニック

「Dr’sメソ(Dr‘メソ治療)」

オリジナルカクテルを使用しているため、HARG療法といってはいませんが、成長因子を含んだカクテルを頭皮に導入する治療を行っています。

オリジナルカクテル成分

成長因子

KGF・FGF9・IGF-1・VEGF・bFGF・bFGF

ミノキシジル

毛細血管を拡張させ、毛乳頭に栄養分を多く届ける。

Noggin
(分泌性たんぱく質)

DHTによって活性化されている毛嚢細胞破壊因子を生成するBMPを抑制し脱毛を防ぎ、Wnt/β-cateninを活性化させ、幹細胞及び毛嚢細胞を分化させ、毛髪再生を促進。

SOD
(活性酸素分解酵素)

過多なDHTの免疫細胞刺激により生成された活性酸素は毛包を破壊し、炎症を起こします。SODは最も効果的な活性酸素の除去酵素として毛包保護及び毛髪成長を促進させます。

ATP
(生体のエネルギー源)

ATPは生命体の主なエネルギー源であり、成長期間を延ばし、毛包細胞の分裂を促進させます。そして、ATPは毛穴にDHT数値を減らしてくれると報告されています。

概算費用

Dr’sメソ(Dr‘メソ治療)

50,000円~/月(12回施術したときの1回あたりの価格)

選べる導入方法

注射器またはミノキジェットが選べます。

湘南美容外科クリニック

湘南美容クリニック

オーダーメイド毛髪再生医療は湘南美容クリニック!

スマートメソは湘南美容クリニックのオリジナル発毛法

・CO2レーザーで頭皮に無数の穴を空けて頭皮の再生を促し血行など頭皮環境を改善

・エレクトロポレーションで頭皮の深いところまでカクテルを導入します。

・発毛に必要な5つの成長因子を使用したオリジナルカクテル

オリジナルカクテル成分

成長因子

KGF・bFGF・IGF・VEGF・HGF-1

リボフラビン(VB2)

水溶性ビタミンB2、ラクトフラビンとも呼ばれ、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類。かつて成長因子としてしられていたことから、ビタミンGと言われています。
ビタミンBは、皮脂の過剰分泌を抑制する役割と細胞分泌を活性化させる役割があり、この二つは髪と頭皮に大きな関係があり、たんぱく質が髪となる働きや細胞の成長や生成を促進すると言われ、ビタミンBの中でもB2は特に育毛目的で注目されています。

複合アミノ酸

髪の毛の成分であるアミノ酸は、不足することで薄毛・抜け毛の原因になります。また、髪の毛のツヤが欲しい場合や髪の傷みを補修したいと考えるならば、アミノ酸は欠かせない成分です。
アミノ酸の摂取が頭皮の状態の改善にも繋がるため、健康な髪を育てるためにも積極的に摂取が好まれます。

ホスファチジン

毛髪の成長や休止の司令塔である、毛乳頭細胞の活性度合いを見る1つの指標が、アルカリホスファターゼです。高いアルカリホスファターゼ活性を有する毛乳頭細胞には、高い毛包誘導能があると言えます。
ホスファチジン酸は、毛乳頭細胞を活性化する成分です。

スーパーオキシド(SOD)

(活性酸素分解酵素)

体の老化や白髪の原因となる活性酸素を分解する酵素の1つ。

概算費用

スマートメソプレミアム 99,810円(3回)
クイックメソ 53,770円(3回)
ジェットメソ

 

乳歯髄幹細胞(SGF)導入

161,320円(3回)※モニター価格

湘南美容外科クリニック(AGA治療・自毛植毛)

AGAクリニック東京

AGAクリニック東京

オリジナルカクテル注射治療

成長因子

bFGF・IGF-1・KGF・VEGF・FGF-9

Noggin
(分泌性たんぱく質)

DHTによって活性化されている毛嚢細胞破壊因子を生成するBMPを抑制し脱毛を防ぎ、Wnt/β-cateninを活性化させ、幹細胞及び毛嚢細胞を分化させ、毛髪再生を促進。

SOD

過多なDHTの免疫細胞刺激により生成された活性酸素は毛包を破壊し、炎症を起こします。SODは最も効果的な活性酸素の除去酵素として毛包保護及び毛髪成長を促進させます。

概算費用

幹細胞成長因子注射治療(初回)

50,000円

銀座HSクリニック

銀座HSクリニック

銀座HSクリニック

ノーニードルセラピー治療

6種の高濃度の成長因子HSリボーンカクテル(成長因子混合液・ミノキシジル・フィナステリド)と2種の発毛促進成分を針を使わず、頭皮深部まで導入する人気の薄毛治療です。

注射による注入治療ではないので痛みに敏感な方も治療頂けます。また、薄毛治療の効果をより一層高めるため女性にもおすすめです。

概算費用

ノンニードルセラピー

5,000円(初回)・31,000円(2回目以降)

ダーマペン

45,000円(1回)

銀座HSクリニック

銀座総合美容クリニック

銀座総合美容クリニック

薄毛に悩んだら病院へ相談。AGAなら銀クリへ

ノーニードル育毛セラピー治療

症状の分析をきちんと行い、適切な治療をその症状に合わせ必要なだけ行う事。これが、私どものAGA治療に対する考え方です。治療効果の期待できる内服薬・外用薬の治療や、成長因子を直接投与する育毛メソセラピーが治療の中心になりますが、医師の診察にてその方に合わせた治療法をご提案致します。また治療の経過に関しては、通院時に撮影する写真を比較する事で客観的に判定し、治療に対する満足度も重要な治療の指標と考えています。また、どれだけ効果のある治療であっても、継続的に続けていく事が出来なければ意味はありません。私たちは患者さんが安心して続ける事の出来る治療を、提供していきたいと考えています。

概算費用

ノーニードル育毛セラピー 19,800円(1回)

銀クリAGA.com(gincli-aga.com)

リアス銀座クリニック

リアス銀座クリニック

【リアス銀座クリニック】業界初!第4世代の新発毛プラン

パーソナルメソセラピー

PFC-FD療法の特徴

パーソナルメソセラピーの特徴

・PRP法(自分の血液から成長因子を採取する方法)の2倍の成長因子が含まれているといわれてます。

・PRP法はその都度採血しなければならないが、PFC-FC療法は1度採った血液から抽出した成長因子をフリーズドライ。採血の負担と時間を減らしています。、

エクソソーム毛髪再生医療法

「幹細胞培養液」「HARG療法」を更に進化させた毛髪再生法

エクソソームには50種類の成長因子が含まれている

概算費用

RIAHSパーソナル発毛メソセラピー

26,600~150,000円(1回)

エクソソーム毛髪再生療法 56,900 ~ 200,000円(1回)

メンズサポートクリニック

メンズサポートクリニック

最新のAGA治療なら【メンズサポートクリニック】

発毛メソセラピー

プレミアム複合成長因子を頭皮へ導入

プレミアム複合成長因子成分

成長因子

KGF・VEGF・HGF-1・bFGF・IGF

ミノキシジル

毛細血管を拡張させ、毛乳頭に栄養分を多く届ける

ビチオン

(ビタミンB)

皮膚や髪を健やかに保つ効果があります。

パントテン酸

(ビタミンB)

糖質、脂質、たんぱく質の代謝とエネルギー産生に不可欠な酵素を補助する役割をしています。

また、コレステロール、ホルモン、免疫抗体などの合成にも関係しています。これらのことから、皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きもしています。

概算費用

育毛メソセラピー

35,000円〜 ※モニター割引プラン有

美容外科形成外科川崎中央クリニック

川崎中央クリニック

川崎中央クリニック

HARG療法(HARGカクテルを使用)

HARGカクテル

PDG・Basic FGF・KGF・TGF beta1・HGF・VEGF

・Collagen, Fibronectin・SOD(活性酸素除去成分)

全150種類以上

PFC毛髪療法

PDGF・VEGE・FGF・EGF・TGF(6種類の成長因子)

Dr.CYJ ヘアーフィラー

7つのオリゴペプチド

・オリゴペプチド54・デカペプチド10・オクタペプド11・デカペプチド28・オリゴペプチド71・デカペプチド18・オクタペプチド2

選べる導入方法

導入方法

注射・メドジェット・ダーマローラー・フラクショナルレーザー

概算費用

HARGカクテル

80,000円(1回:頭皮の1/3の範囲)

PFC毛髪療法

360,000円(作成費用)

Dr.CYJ ヘアーフィラー

50,000円(1回:頭皮の1/3の範囲)

川崎中央美容外科形成外科クリニック

名古屋中央クリニック

名古屋中央クリニック

名古屋中央クリニック

HARG療法(HARGカクテル使用)

HARGカクテル

PDG・Basic FGF・KGF・TGF beta1・HGF・VEGF

・Collagen, Fibronectin・SOD(活性酸素除去成分)

全150種類以上

導入方法

ミノキジェット

概算費用

AGA

大阪美容クリニック

大阪美容クリニック

大阪美容クリニック

幹細胞メソ療法

幹細胞成長因子

PDGF・Basic FGF・KGF・TGF betal・HGF・VEGF

・Collagen、Fibronectin

導入方法

メソインジェクター

概算費用

幹細胞メソ療法

55,000円/月



グローバルビューティクリニック(大阪)

グローバルビューティクリニック

【グローバルビューティークリニック】で薄毛治療

成長因子注入法

成長因子(BENEV GF+)成分

KGF・HGF-1・IGF・bFGF・VEGF

導入方法

ブロック注射

+ニードル注入法

あらかじめブロック注射を打つことで痛みをなくす

ノーニードル注入法

電気パルスにより成長因子を痛みなく頭皮に導入する

概算費用

BENEVショット 成長因子(BENEV GF+) 49,800円
ミノキショット 成長因子(BENEV GF+)+ミノキシジル【無痛】 79,800円
Dr.sミノキショット 成長因子(BENEV)ミノキシジル【Dr.s】 109,800円



鹿児島三井中央クリニック

鹿児島中央クリニック

鹿児島三井中央クリニック

HARG(ハーグ)療法

HARGカクテル

PDG・Basic FGF・KGF・TGF beta1・HGF・VEGF

・Collagen, Fibronectin・SOD(活性酸素除去成分)

全150種類以上

概算費用

メドジェット

88,000円’1回:頭皮の1/3の範囲   

プロペシア・HARG療法

まとめ

HARG療法を始めとした、成長因子導入治療を行っているクリニックを紹介してきました。

成長因子導入はまだ新しい方法で、どの成長因子の組み合わせがが発毛に最も効果があるのかはわかっていません。

ただ成長因子導入法は、美容医療・歯周病治療・スポーツ外傷など様々な医療の現場で使われている治療方法で、AGA治療の現場でも発毛効果の報告があがっています。

今後、研究が進めば、発毛に効果のある成長因子が特定され、より安価に手軽に使用できるようになってくるでしょう。

最後に、成長因子を使用する際はクリニックで行ってください。

育毛剤などで塗って発毛したというのは他の成分の効果の可能性が高いです。

塗るだけ効くなら、クリニックで高額な機器を使用してまで、頭皮に導入する必要はないですからね。

市販のダーマペンも、医療器具より浅く穴を開けている可能性があり、ただ頭皮を傷つけ感染のリスクを上げることにつながります。

これも表皮を浅く傷つけるだけで成長因子が導入できるなら、高圧噴霧や電気パルスで導入する必要はないですから。