抜け毛が増えて地肌が見えるようになってきた。
抜け毛・薄毛の良い対策方法はないものだろうか?
抜け毛が増えてきたと思ったら、地肌が見える。
ハゲるのか?ハゲるのか?と心配になってしまう人も多いのではないでしょうか。
薄毛対策は早めに始めれば、効果が得やすいのがメリット。
薄毛に気づいたら早めの対策を行いましょう。
薄毛の対策方法
まずはじめに覚えておいてもらい事があるのですが、薄毛対策に裏技はありません。
なぜなら、こういった商品や対策方法はすべて研究がベースとなっているからです。
「薄毛対策の商品を買おう」と思っても、薄毛対策の商品がなければ購入することできないし、クリニックで治療しようと思っても、クリニックで診断され内服薬や外用剤を渡されるだけではいったい何のための治療なんだろう?って思いませんか?
薄毛の対策の基本は、プロペシアなどの内服薬とミノキシジル外用剤です。
ここでは、基本的な対策にプラスαの効果が期待できる対策法も紹介しています。
薄毛対策にはどんな方法があるのか、AGAクリニックではどんな治療が行われるのか、知っておいて損はないと思います。
そして、どんな薄毛対策をとるのかは、最終的にはあなたがきめることなのですから。
この7つの対策方法について、健康食品・化粧品会社の研究員目線で解説していきます。
基本の対策方法は青のマーカーをつけた3つの方法です。
薄毛対策を考えたことがある人は、誰もが知っている方法だと思います。
この3つに裏技はありませんが、どうして必要なのか、なぜ効果があるのかなどの部分も含めて解説しています。
シャンプー、育毛剤、頭皮マッサージについては、薄毛対策の補助的な役割を果たします。
シャンプーや育毛剤、頭皮マッサージ器の選び方に迷ったら参考になると思います。
最後に植毛ですが、これは究極の薄毛対策。
植毛すれば二度と抜け毛に悩まされなくなります。
その理由を細胞の不思議な機能とともに解説していますので、興味のある人はぜひ読んでみて下さい。
薄毛対策は細胞の機能から読み解けば、解決する手段が見つけやすくなります。
それでは、順番に解説していきます。
基本の対策1:男性ホルモンの抑制
男性が薄毛になる一番大きな原因は男性ホルモン。
効果があるのが、プロペシアとザガーロになります。
この男性ホルモンを抑制してあげなければ、髪が生えてくることはありません。
これを食べたら、髪が生えました。という人は、髪を生やす細胞のダメージが少なったケース。
髪に栄養を!とも言われますが、そもそも髪が抜けてしまうくらい栄養が不足しているのであれば、体にも不調が起きているはずです。
髪を生やすのには亜鉛!という話もききますが、亜鉛が不足しているのであれば、髪が抜けるより先に味覚障害が起きる可能性の方が高いのです。
そもそも亜鉛は髪を生やすためだけではなく、身体の細胞が活き活きとと活動するために必要な栄養素なので、もっと味覚障害などが起き「亜鉛の補給を!」といった信号と出すはずだからです。
普段から疲れている、いつも不調だ、という人はまず身体の健康を取り戻してから薄毛対策に臨むようにしてください。
身体は髪を生やすための大切な土台です。
抜け毛が増えた!と慌てるよりも、まず健康です。
健康を取り戻せば、男性ホルモンなど身体の機能もバランスが取れてくるはず。
それから、男性ホルモン抑制剤などの薄毛対策を始めた方が、効果があがりますよ。
AGA対策に使用される、男性ホルモン抑制剤の種類は2つあります。
こちらはAGAクリニックなどで医師の診断のもと処方してもらってください。
ジェネリックでも大丈夫?と心配する人もいますが、ジェネリックでも同じ効果がえられます。
✔ 先行品の改善
有効成分である「フィナステリド」「デュタステリド」の効果に違いはありません。
効果のある薬が開発されると、世の中の人がその薬を使用できるようになります。
検討に検討を重ね、効果と安全性の設計をした医薬品でも、個々の体質の違いで副作用が起こることもあります。
そういった、実際に使用した人の体質・性別・年齢を考慮した副作用情報が集められます。
さらにその副作用を改善したのが、ジェネリックになります。
ジェネリックでは有効成分の効果の改善は出来ませんが、添加物といわれる剤形を形成している物質に。ごくまれにアレルギー反応が出てしまう人もいます。
そういった改善をして、同じ効果を持つ薬が後発品として世の中の人が使用できるようになります。
✔ 価格の引き下げ
先行品を開発するためには、多額の費用と時間がかかります。
先行品にはそのかかった費用、つまり開発費の分が薬価に反映されます。
一方、ジェネリックでは有効成分の開発費がかかりませんので、その分、薬代が安くなる傾向があります。
薬を選ぶ時には、「自分の身体にあうかどうか」が最優先事項。
薬を服用して体調が悪くなった場合は、処方してくれたAGAクリニックにすぐに相談しましょう。
医師たちは、その薬の副作用情報をチェックしているので、その状況が起きた場合にはすぐに対応してくれますので、安心して薄毛対策を続けることができます。
シャンプー(ミノキシジルの効果を上げる)
シャンプーが抜け毛の原因?という話もよく聞きますが、シャンプーが直接抜け毛の原因となることはほとんどありません。
シャンプーによって、抜け毛が増える原因として考えられることは、
などが考えられます。
シャンプーについては、これがダメという特定できうる原因は見つからないので、自分にあったシャンプーを使って下さい。
もし、抜け毛が始まると同時にフケが増えたと感じることがあれば、それは頭皮に疾患がある可能性があります。
その時は皮膚科を受診するようにしましょう。
抜け毛が増えたと感じている人に私がおすすめするシャンプーは、「カッコンエキス」「ゲンチアナエキス」配合のシャンプーです。
「カッコンエキス」「ゲンチアナエキス」
そんなの聞いたことないよ。
という人も多いと思いますが、この2つの成分は「ミノキシジルの作用をブーストする」ための成分です。
「ミノキシジルなんて効かないよ。」という声もよく聞きます。
その原因のひとつに硫酸転移酵素がうまく働いていない、ということがあります。
ミノキシジルは体内に入り、その後硫酸ミノキシジルに変化して初めて効果を発揮することができます。
その時になくてはならない、身体の機能が「硫酸転移酵素」。
この働きが悪いとミノキシジルが硫酸ミノキシジルに変化をすることができないので、発毛効果が得られなくなります。
その硫酸転移酵素の働きを活発にしてくれるのが、「カッコンエキス」「ゲンチアナエキス」になります。
ミノキシジルを使う人は、この成分が配合されているシャンプーを使ってみて下さい。
整髪料などを使用していない人は、湯シャンでもOK!
髪に付着した汚れは、湯シャンでも充分洗い流すことができます。
整髪料を使っている人は、シャンプーできちんと取り除くことが重要です。
頭皮に悪い影響を与えている可能性が高いのは、あなたが髪型を整えるために使っているその「整髪料の洗い残し」の可能性が高いのですから。
育毛剤(細胞から読み解く本当に効果がある成分)
「育毛剤は効果がない」とこともよく聞きます。
確かに化粧品の効果は、髪や頭皮を清浄に保つことが目的。
それ以上の効果が望めないものも多いです。
でも、それで「やっぱり、育毛剤は効果がないんだ。」と思うのはちょっと待って下さい。
育毛剤でも「髪を太くする。」という効果を示すことは出来るのです。
薄毛の原因は髪が抜け落ちてしまうことですが、髪が抜け落ちるにはその前兆があります。
これは、髪を育てる細胞がダメージを受け、髪を伸ばす力がなくなってしまった状態。
つまりは「薄毛の始まり」のサインです。
薄毛の始まりであるなら、育毛剤が効果を発揮できる可能性は充分あります。
少し前の育毛剤は「血流の改善」が主な作用でした。
でも最近では、科学が進み、国をまたいでの研究も盛んにおこなわれるようになってきたので、育毛効果が期待できる成分が増えてきています。
その中でも私が研究員として、注目している成分がキャピキシルです。
このキャピキシルはリデンシルと成分との相性が非常によく、キャピキシルとリデンシルの2つの成分を配合した育毛剤も増えてきています。
薄毛の始まりのサインに気づいたら、育毛剤を試してみる価値はありますよ。
基本の対策2:発毛剤
発毛剤といえば、ミノキシジル一択。
ミノキシジルには、外用剤(塗るタイプ)と内服(飲むタイプ)の2種類があります。
飲むタイプのミノキシジルは日本では承認されていません。
個人輸入やAGAクリニックで入手することは可能ですが、個人輸入の場合、ニセモノを購入してしまうリスクや副作用が出る可能性があるため、あまりおすすめしていません。
AGAクリニックから処方してもらう方が安全性が高いことは間違いないのですが、どうしても個人輸入のサイトから購入するより割高になってしまうことがデメリット。
個人輸入のサイトから購入される場合は、くれぐれもお気をつけて下さい。
安心をお金で買うのであれば、AGAクリニックで相談してみて下さい。
こちらの記事ではミノキシジル【市販】の紹介とミノキシジルの作用について解説しています。
頭皮マッサージ(赤色LEDの効果を利用して細胞を育てよう)
「頭皮マッサージは育毛に有効だ!」といった声もきかれるようになりました。
確かに、血流促進は育毛に効果があると言えます。
でも、血流改善だけ?といった人に、プラスαの機能がついた頭皮マッサージ器があるのをご存知ですか?
赤色LEDで細胞を育てながらマッサージができる優秀品です。
主となる薄毛対策ではありませんが、「薄毛対策に頭皮マッサージも必要だよね。」と思っている人には自分でやるより手軽ですし、赤色LEDで細胞も育ててくれるし、美顔器にもなるのでおすすめです。(赤色LEDは肌の細胞も育ててくれます。)
基本の対策3:AGAクリニック
「AGAクリニックは高い!」と言われます。
それは、確かに・・・・。
ただ、それしか髪が生える方法がないこともあります。
その理由は、髪を育てる細胞が弱り切ってしまっているからです。
AGAクリニックではあなたの毛包を診断し、あなたの毛包の状態にあった方法を医師が提案してくれます。
そう、その方法は医師の提案です。
提案を受けることも断ることもできるので、そこはあなたに決める権利があります。
無理な支払いが生じるような決定はさけるべきだと思っています。
今ではオンライン診療を行うクリニックも増え、来院することなく治療を受けることができるようになりました。
男性ホルモン抑制剤やミノキシジルでの対策を考えている人であれば、オンライン診療は手軽で便利なものになります。
スマホ1台あれば、スマホの画面を見ながら医師が診療を行ってくれます。
一度、自分の頭皮の状態をきちんと診断してもらいたいという人は、こちらを参考にしてみて下さい。
価格的にお手頃だなと思うのが湘南美容クリニックです。
成長因子導入法でおすすめのクリニックは
・AGAスキンクリニック
・湘南美容クリニック
です。
使用する成長因子を含んだカクテルの処方が秀逸です。
植毛(最終手段であり、最強の薄毛対策)
「最後は植毛しかないかも」と思っている人もいると思います。
植毛ときくとネガティブなイメージを持たれがちですが、植毛ほど薄毛対策に未来を感じる方法はありません。
一度、植毛をした毛は二度と男性ホルモンの影響を受けないので脱毛しません。
その理由は髪を作る毛乳頭細胞には男性ホルモンのレセプター(受信機のようなもの)あるタイプⅠと、レセプターがないタイプⅡの2つの種類が存在するからです。
男性ホルモンのレセプターの機能の解説(note)
植毛は医師の腕次第。
ひとつひとつの毛包を取り出し、再び頭皮に植え込む作業なので時間がかかります。
その技術と医師の作業時間が費用のすべてなので、費用が高くなってしまいます。
量産品より、ハンドメイドの方が高いのと同じ原理です。
でも、植毛ロボARTASがフル稼働するようになれば、植毛の費用は下がると思います。
いわゆる植毛の量産が可能だからです。
植毛ってネガティブなイメージを持たれがちですが、立派な地毛。
あなたの毛を移植しただけです。
また、植毛はデザインも重要だといわれています。
抜けてしまった毛をくやんでも仕方がありません。
でも、植毛なら好きな髪型になるようにオーダーをすることが可能です。
おでこの広かった人はおでこを狭くするすることが可能になりますし、髪をセットしやすいように髪の生える方向を整えることも可能です。
植毛には未来しか感じない。
植毛のことを調べていくうちに、早く手軽に植毛ができるような価格になって、植毛に対するネガティブなイメージがなくなればいいのにと思わずにはいられませんでした。
結論
ここでは薄毛の対策方法を7つ紹介してきました。
基本となる3つの対策は医学的に推奨されている方法です。
その他に基本の対策にプラスαの効果を加えるための3つの対策と、最終手段である植毛を加えています。
最近、裏技的な育毛方法を見かけます。
かえって、細胞を傷つけるだけの方法を紹介している人もいるのでマネしないよう気をつけて下さい。
細胞の理論をわかっている医師が行う方法と、細胞の理論がわからない人の行うマネごとは根本的なところに違いがありので。